2008/12/16

2008 筑波ツーリスト・トロフィー in october(10/12)...4

えー、そんな感じで。
文章にすると随分勢いがあるような感じですが実際はそんなこと全然無く....完全に弱気になってましたよ。

やっと決勝スタートです。。

ゆっくりと最後にグリッドにつき(スタートのタイミングはオレが決める!....みたいな)スタートを待ちます。

今までも緊張とかしたこと無いんですけど、いや緊張したわけではないけど、なんだろう....なんか集中できてない感じで。絶対に失敗は許されねー的な感じで。プレッシャーか。

シグナルではなく日章旗が振り下ろされたらスタートなんだけど、いまいちどのタイミングで降ろすのか流れがつかめず。(次回からはちゃんと自分のレース前に流れとかタイミングを確認しておこう)

とりあえず、タコメーターが無いもんで適当に回転数を上げてスタートに備えます。
いや、適当といってもそんなことはなくて。
ちょうど今年のMotoGPのオフィシャルをもてぎでやったときのポストが2コーナーの立上がりだったんだけど、セッションの終了のときに2コーナーをインベタで回ってちょうどここでスタート練習をするライダーがいっぱいいまして。
今年は気合いを入れて金曜日から乗り込んだので練習もバッチリみれて、MotoGPライダー(実際は125とか250もですけど)のスタートを頭に叩き込みましたよ。(レースの師と仰ぐタルマクシのスタートを見れたときは...もう感動でしたね...)スタートする瞬間までの回転数の上げていき方とかね....イメージだけはいつも最高に出来上がってます。
まぁ、そんなこともあって絶対の自信を持っていた訳ですよ。
オマエら素人とは違うんだよ!的な感じで。

で、MotoGPばりに回転数を上げていき日章旗を振る人の手に全神経を集中。
振られた!....クラッチミート!

ミートした瞬間「低いよっ!バッカヤロー!」って、思いました...。

スタート失敗...。
前に出るどころか周りと同じくらいの加速しか出来なくて....何やってんだよっバカ!...とか、思いながら1コーナーに予選順位のまま4位で進入。
勢い余って少し大回りになったら予選5位の#33の人にインに入られ(泣)
「うわー、入ってくんなっー」とか、思って...立ち上がって5位...。
3位までの中に入らなきゃいけない作戦が5位とは...。
こういうときはやっぱインを開けちゃいけねーな...。
今度からはスピードを落としてもインは閉じるようにしよう。

で、早いとここの#33を抜いて上位3台に付いてかなきゃ!と、めちゃくちゃ焦りまくり。進入で「どけやっー!」と思ってもてもどいてくれるはずも無く(つか、抜けそうも無く)1ヘア→CX→2ヘアと5位で通過。

で、5位で通過なんだけど...めちゃくちゃ焦ってたけど...実はこのレース中にすごい嬉しいことがあって。
何かっつーと、立上がり加速が一緒くらいなんですよっ!
1周目の2ヘアを立ち上がったときに#33とほんともう同じくらいの加速で立ち上がって....テールトゥノーズ...みたいな。
めちゃくちゃしびれましたね。
こ、これだよ!オレが求めていたものは!
やっぱ、レースはこうじゃなきゃ!ってな感じで。
もう感動ですよ。
ほんと嬉しかった....5位なのに...。

今までのレースはSRとGBが相手だったけども。
町中を走ってるSRなんかエストレヤと大して変らない感じなんだけども、サーキットではその差が大きくて(1周で10秒も違うんですよっ)....もちろんライダーの違いが大きいんだけども、やっぱ500ccとは立上がり加速で勝負にならなくて。
それに普段のファミリー走行は9割はビッグバイクだし。あれ、今オレ自転車乗ってんじゃね?ってくらいドカーンと立上がりで(つか、立ち上がってから)差が付くし。
そんな感じでエストレヤと同等レベルのマシンとはほとんど走ったことがなかったもんだから....立ち上がって加速していってんのにまだ目の前に居る...ってことがもう嬉しくて嬉しくて。

例えどんなに貧乏でも...例えこの先一生GSX-R600が買えなくても....ふとしたことで幸せを感じることができるんですね!神様ありがとう。

で、バックストレート。
やばいっす。
めちゃくちゃエストレヤが速いっす。
バックストレートの真ん中くらいで楽に抜けるんですよ!
もしかしてこれがスリップストリームなのかっ....とか思って、違う周にラインを外してみても同じように楽に抜けるんですよ!
思いましたね....ボルティごときとは走るフィールドが違うんだよっ!と。
つか、こんな速くていいの?って思いました。
もしかして、このヤフオクで仕入れたTRのエンジンは実は350ccにボアアップされてんじゃないか...とか。

で、そんな速いエストレヤに乗りながらも#33に最終コーナー立上がりでアウトから抜かれ....「あぁ〜、屈辱...」と思いながらも最初はやっぱタイヤが怖くていけなくて。
立上がり加速が違うんでストレートで速いはずのエストレヤも短いホームストレートでは抜けず。「得意の1コーナー進入で勝負!」とか思って突っ込むものの#33のほうが速くて...。
どうやら得意と思ってたのは大きな間違い...つか、勘違いだったようです(泣)

そんな感じで、もうトップ3台のことは頭からほぼ消え....つか、視界からも消えてましたけど。

で、エストレヤのパワーにものをいわせてDUNLOPと2ヘアの進入、バックストレートで抜かすも最終、1コーナーで抜かれ....を毎周繰り返し....3~4周走ってもうタイヤもいいだろうってころになっても全然開けてないのにめちゃくちゃ立上がりでアウトにふくらんで開けられず...。
たまにあるんですよ、練習でもこういう時が....レベルでいうと2番目に最悪な状態です。
「出たなー、開けてないのにアウトにふくらむ病がっー!何もこんなときに出なくてもいいだろっ」とか思いながら、なんとか克服しようとバンクさせようとしたりするんですけど、バンクさせようとするとイン側の足に力が入って余計バンクしねーみたいな悪循環に。

そうこうしてるうちに予選6位の#31の人にも最終立上がりで抜かれ...。
確かこの人はスタート前チェックで見たときにかなりいい歳のおっさん...つか、白髪の初老(実際には金髪に染めてたけど)といってもいいくらいの人だったはず。
「なにっー!」
「まさか...」
そんな人にも抜かれるなんて「相当遅いんだな...オレ...」と心にダメージを負いながらも抜かれ様にこの人がオレの前に入るのが早くてオレのフロントタイヤが相手のリヤタイヤかスイングアームにぶつかってグラグラッときて完全にスイッチが入りましたね。
「熱いな...おっさん」
「そうこなくっちゃ」
「これはレースだもんな」

....とか、思うものの走りは全く改善されず。
「そうだ!こういうときこそ速い人の走りを盗めばいいんじゃねーか」と思って、わざとバックストレートでアクセルを緩めて(今レース中なのにこんなに緩めちゃっていいの?って思うくらい)#33の人の後に付いて最終を回ってみるものの全く付いていけず。2周試して付いていけそうな気配が全くないのでこの作戦は諦めました。

とにかく、なぜかバンクができなくて(きっと気持ち的な問題で)、ふくらむからアクセルを開けられないという状態が続き...でも、毎周どこかで順位を入れ替えるほどのバトルがすごい楽しくて(こんなの初めてですよ!)調子のいいときにこのバトルができたらどんなに楽しいんだろうかと走りながら思ったり。

で、たぶん6〜7周くらいしたとこで、このままバトルを楽しむか...それともとにかく全開で走るか...どうしようか考えたところ、このままバトルはしたいけど相手のほうが最終が早いので最悪の場合4位にも入れない可能性が高いぞ...という結論に至り。とにかく全開で走ろうと、レースだし。

で、とりあえず4位集団(走ってる時は後ろを振り向く余裕も無いから後ろに何台いるなんて分からなかったけど)の先頭に立って、その後はとにかく必死で逃げましたよ。
ま、走りは全然変らないんだけど。

そんな状態で何周か走ってとりあえず抜かれることは無くなったけど、どのくらいの差があるのかも分からず....すぐ後ろにいるんじゃねーかって気がずっとしてました。
進入でインを気にしながら、チェッカーまだか...とか思いながらひたすら必死に走り。

で、そのまま4位でチェッカー。

チェッカー後の1周は何ともいえない微妙な気持ちで。
ピットロードに入って「4位は表彰台に立てるのか?」とか思ってスピードを緩めるものの、オフォシャルからはまったく止められ気配がなく(表彰台に上がれる人はタワー前で止められてそこから表彰台前に集合できる)そのまま通り過ぎ...。
オレの2008 筑波ツーリスト・トロフィー in October 終了。

リザルトといい、へなちょこ走りしかできなかったことの悔しさもあったけど....2008 筑波ツーリスト・トロフィー in Octoberのベストバトルといわれ、後生に語り継がれるほどの4位争いを制してバトルを楽しめたということもあり....今までの中で一番レースらしいレースをした満足感というか達成感というか...いろいろな気持ちが混じり合い...。

ただ一つ、きっぱりと言えることは...オグラくん、期待に応えられずごめん。
そしていろいろ助けてくれてありがとう。
いつか一緒にバトルしたいね。

あと、一緒にバトルができた人たちありがとう。

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