2010/10/04

オフィシャル@MotoGP 日本GP(2010/10/01〜02)

ホントは参加予定ではなかったんだけども、ツインリンクもてぎから「日本GPにアドバイザーとして参加してくれないか」と、声が掛かったので急遽オフィシャルとして参加してきました。
金・土曜日だけですけど。

え?決勝の日曜は何をしてたのか?....って。
そりゃもちろんサラリーマンとしての仕事ですよ...泣
今の時代レーシングチームとしてだけの収入ではチーム全員を養っていくことは難しいですからね。

.....で、金曜日。
不況の煽りを受けて走行は午後のみになってからというもの、もてぎは前泊を認めてくれず。
9:30集合なのに起きたら7:00過ぎてまして....しかも、まだ何も用意していないのに...。
アドバイザーだというのに...汗

確か3年くらい前にも同じようなシチュエーションがあったなーとか思い出しながら高速を150km/h巡航。
3年前は確かもてローだったと思うけどこのときは170km/h巡航をしてて、取締り機に気付かず赤いフラッシュをたかれたときは免停か免取り+莫大な違反金を覚悟したけども、結局その後はなにも音沙汰なし...もう大丈夫だろう。
それ以来サーキット走行のマストアイテムであるラップタイマーのように高速を走るにはレーダー探知機が必須だなーと思ってたんですけど、もてぎ通いが増えた今では取締り機の設置してある場所をだいたい覚えちゃったのでそれほどマストアイテムじゃなくなっちゃいました。
周りの景色とかで何となく覚えているだけなので夜は危険だけど。
まー、基本120km/h以上は出さないようにしてます。

.....で、ちょうど9:30南ゲート着。
受付とかツナギとかメット借りたりして結局15分ほど遅刻。

.....で、今回は21番ポスト(ビクトリーの立ち上がり)というかなりいい場所に割り当てられました。



なんたってセカンドアンダーブリッジを抜けてから1コーナーに消えていくまで追えるしピットも見れるし、なによりコースに近いし。

つか、2日間コース脇(5m先をMotoGPマシンが全開で駆け抜けていくんですよ!)にいて思ったんですけど、モータースポーツってのはホント危険ですね。ホント危険ですよ。
一瞬の何かで重大なアクシデントが起きる可能性はすごいあると思う。
どんなに安全に配慮したって防ぎきれないし....今日がオフィシャル初めてです..って人に「大丈夫だよ♪」とか、そんな無責任なこと軽々しく言えないっすよ...いろんな可能性を考えたら。
最終的に犠牲になるならないは運次第。
もちろん公道よりはよっぽど安全だけども。
でも、サーキットは安全だなんて絶対に言えない。

.....で、昨年のMotoGPでは「ワールドクラスのハート」を学んだ訳ですが、今年は「コースを走るとはどういうことなのか」ということを学びましたね....学んだというか感じたというか。

金曜日の確か13:00から最初のセッションが始まったんですけど、いきなりビビりましたね。
125なんですけど1周目からビクトリーの立ち上がりでゼブラを超えてグラベル(砂利というか土というか)まではみ出すほど開け開けなんですよ。それも全体の1/3は言い過ぎだけど7〜8台くらいが....ですよ!
日本に来て「さあ、じゃあ始めましょうか」という最初の1周目で...ですよ。
しかもゼブラだって平坦な場所じゃなくて段差がある場所(青白で色分けされていて色の分け目に高低差がある)なのに。

普通コースを覚えていって徐々に上げていくと思うじゃないですか。
ヤツラは違うんですね...まず開けていくんですね。そこで無理なら調整していくんでしょうね。
上りだし...そのあとのホームストレートに繋げたい気持ちは分かるけど1周目からそれかよっ...みたいな。
こ、これがワールドクラスなのか。
ゴ、ゴクリ...。

2周目、3周目からは学習したのかゼブラを超えるようなヤツはいなくなりました。

1周目からそれかよっ...ってところと、無駄に周回してることがほとんどないってところにワールドクラス(プロフェッショナル)を肌で感じましたねー。
鳥肌は立たないけど、全身がサァーとなりましたね。

オレなんかホームコースのもて北でも走り始めは人間とマシンのならし...みたいな感じで、しばらくは様子見というかへなちょこ走りで慣れて来たら徐々に上げていくって感じなのでその違いに驚愕しましたね...こうも違うのかと。当たり前だけど。
まー、オレももてぎショートコース選手権EnjoyDE耐クラスでノーマルマフラーで50秒4の最速ラップをたたき出すほどの実力の持ち主(すげー)なんですけど、アイツらに比べたら補助輪付き自転車で近所の公園をヘラヘラ走ってるようなもんですね。

まー、当たり前かもしれないけど。
真剣さが全然違う。
アイツらは仕事....仕事というか決勝に向けて最高の状態に持っていくということに一分の隙もない感じで無駄な周回もほとんど無いんですよ...1周くらいはあるかもしれないけど。
限りある時間を最大限使ってる感じ。(クルーも含めてチーム一丸で)

コースを走るとはどういうことなのか。

コースを走るとはこういうことなのか....と。
走りで思い知らされましたね。

それと予選のカピロッシ。
MotoGPクラスは予選時間が1時間あるんだけどかなり早い段階からタイムを出して来てて...5番手。
ビクトリーの立ち上がりもかなり攻めてて...ホームストレートを駆け抜けていく後ろ姿がまさに鬼神のようでしたね。
いや、マジですよ。
結局、すげーと思ったらそのまま1,2コーナーで転倒しちゃって最終的には10番手くらいになっちゃいましたけど。
ホント鬼でしたね....あの顔だけに。

タイムを出すってのはこういうことなのか...と。

まー、そんな感じで。
もてぎショートコース選手権 第5戦に向けていろいろと目標ができちゃいましたねー。
やったるでー的な感じで。


ここからは感想をいろいろと。

・Moto2
かなり速かったです。
音もかなりでかい。MotoGPほどじゃないけど。
台数も多くてレースはかなり楽しめそう。
5,6台が連なってストレートを駆け抜けると昔の新幹線みたいな音がした。
高橋裕紀はずーっと下位に沈んでたのに最後の最後で1秒以上縮めてきて3位にはビックリ。
こんな中で優勝とかトップ争いをしてた富沢はホントすげー。

・MotoGP
HONDAマシンの音がめちゃくちゃカッコいい。
ニッキーもっと頑張れ。

・125
どいつもこいつもハングリー。
どいつもこいつもちょーカッコいい。
125もめちゃくちゃ速いですよ...ホントに125ccかよっ...くらいに。

・NEO STANDARD
ネオスタンダード(略してネオスタ)という新しいクラスのエキシビジョンレースがあって。
エキシビジョンとはいってもライダーからすればこれほど世界にアピールするチャンスは無いですからね...マシン差が少なくて団子状態のガチンコバトルを勝手に期待したんですけど、マシン差なのかライダーの差なのか分からないけど1周目からかなりばらけちゃって残念な結果に。
そんな中、今やネオスタの代名詞的存在(ネオスタといえば、宇川徹かウタシロか...的な感じですよ)のチームウタシロは見事クラス優勝。
参加していることは知っていたので赤いマシンで歌代と入ったマシンはチェックしてたんですけど、うたさんがいつ乗ってたのかは全く分からず。ツナギ替えたのかな。

レース後にネオスタ参加者が発展途上国のバスみたいな感じで運ばれて来て...久々に会ったうたさんはなんかスリムになっててこりゃ気付かない訳だ。

・NAPA
NAPAって世代を超えてすごいですよねー。
かなり日本のモータースポーツに貢献してるんじゃないだろうか。
NAPAが無かったら今時大きなサーキットはこれほどのレースを開催できないんじゃないだろうかってくらいに。
そういや骨折王さんを初めてオフィシャルで発見。

・インスペ
コースインスペクションというのがあるんですけど(詳しく知りたい人はぜひ来年のMotoGPオフィシャルに参加を)フラッグの振り過ぎで腕が痛い。

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