2011/05/18

2011 もてぎショートコース選手権 第1戦@2011/05/08...チャレンジクラス編

さぁ、レース当日です。

6:00のゲートオープンに備え、5:40もて北着。
既にゲートが開いて2台くらいトランポが入ってる。
いいんだろうか。
(もて北は守衛さんとかいないので、自分たちでルールを守らなくてはならない)
良識ある大人として、どうするべきか悩むところですが「今回は台数が少ないから開けてくれたんじゃね?」とか「今更ゲート閉めるわけにもいかねーし仕方ないだろう」的な感じで、前え習って入場。
まー、前日からテント張ってたんで場所取りはOK。トイレ裏の電源もとって後はスタートを待つだけです...。

ブリーフィング(今回も「もて北は滑るペイントです」というギャグが聞けなくて残念。まー、ギャグとか言ってるような感じじゃなかったのでしょうがないか。なんだか悲しいことばかりが続いている感じがする)が終わって改めてパドックのガラガラさ加減に驚く。
今回はエントラント数が3割減とは聞いていたけども、4〜5割減くらいな感じがする。
台数が減るってことはそれだけ表彰台に上がれる可能性も上がってる(はず。速い人たちは減らなかったりして)だからそこはいいんだけども、やっぱ以前のように最低でも1レース20台くらいはいたほうがいいですね雰囲気的にも。レースも盛り上がるだろうし。



朝の1コマ。
遠くにはのどかな田園風景が広がります...。
なんだか生活感たっぷりですが、決して第三世界の難民キャンプではありません。
歯磨きはオレのスイッチの一つで....これが終わると「さぁ、やるか」って感じで。
走行中に食べ物臭がするのも嫌だし(集中力を阻害する)それにいつもてぎエンジェルにベストドレッサー賞に選ばれるかわからないじゃないですか...。
(いや、ぜってーねーけど)
(今までのパターンを見ると、だいたいパリっとしたツナギを着てる人が選ばれてる)

8:53からのSTクラス練習時間に備え、1時間前から準備運動を開始。
ジョギングがてら外周を1周。
途中3,4コーナーと2ヘア(最終手前のヘアピン)で足を止め、しばし速い人たちの走りを鑑賞。

オレにとって、この「速い人たちの走りを見る」ということはすごい重要で、もちろん見ただけで真似をすることはできないんだけどもイメージとして持っていることが非常に大切なんですよね。

自分一人だけだと、なんとなく毎回自分なりのこんな感じかなーというイメージ(めちゃくちゃ素人のイメージだからたちが悪い)で走って終わって...結局それがいいのか悪いのかも分からない。タイムも走りも変わらず...結果タイムを縮めるには安全マージン(自分なりのね)を削って根性で突っ込んで寝かして...無理して転倒して...ダラダラと無駄に労力だけを使ってしまう。

もちろん速くなるために無理をすることは必要なことだろうし(無理をしないと、その一つ上が見えてこないでしょう?違うの)ひたすら自分のマージンの中だけで練習しても速くはならないでしょう?...たぶん。

よほどのセンスとか豊富な練習量が無いと自分で気付くなんて難しいでしょう? 今速い人たちも、そうなるまでは自分で考えて練習してを繰り返して速くなったんじゃないのかなー。
きっと、みんなそうじゃないのか。

残念ながらオレはこの考えるという点が苦手なようで...。
よくわからないというか、自分なりにこうだろう的な感はあっても、後々で的外れだったことに気付いたり...と、かなりセンスなし。
なので走りを見てイメージして実際の走行でそのイメージを追って真似をする...少しでも近づけるように。
今までこれで少しは成長してきた。
突っ込みの感じだったり、シフトダウンの仕方だったり、マシンの起こし方だったり、アクセルを開けていくポイントだったり。
当然このイメージは新鮮なほうがいいので自分の走行前に見ることはかなり有意義なことになっている。
よーし、父ちゃん今日は満塁ホームランだー!....的な感じで。

で、STクラス15分間の練習開始。
無理だと思っていたチェストプロテクターは若干下気味にセットしてなんとか装着。
前半をFさんが走行。タイヤの皮むきをして万全の状態でマシンをエースのオレにバトンタッチ。
なんだかちょっと違和感を感じるけどきっと気のせいなので気にしないことにする。
つか、1コーナーの進入で白線に乗ったらリヤが滑ってめちゃくちゃビビる...ここで転倒した人が2人いたけど、これが原因か。

1コーナーはインに付き過ぎると段差というか路面が波をうってるようで、これに乗るとビビってアクセルを開けられない。
去年までは感じなかったので、これって震災の影響じゃないのかな...それかRUN R&Dのマフラーでスピードが上がったから分かるようになったのか。
つか、まだビビってアクセルを戻してしまうのでコーナーリングスピードはノーマルのときとそれほど変わらないか、むしろ遅いはず。 フォークかタイヤなんだろうか。

やっぱ、新品のタイヤ(TT93GP)は安心感が全然違う。
けど、攻めてもやっぱ50秒は切れない...。
無難に終了。

そのままチャレンジクラスの練習&予選10分間に。
ここは連続走行できるオレが有利ですね...タイヤも暖まってるし。
一体どんな人たちが走るのか...全国から猛者が集まってるはずですから...お手並み拝見。
(実力は無いけど、なぜか上から目線)

走行中はチェストプロテクターのキツさは気にならない。
凄いぞオレの集中力とRSタイチのフィッティングテクノロジー。

とりあえず、攻めてみる....やっぱ50秒は切れない
途中リーダーボードをチェックすると6位以内には入ってる。
とりあえず、中位くらいにはいるようだ。
前車との間隔を空けて再度攻める。
リーダーボードで3位を確認。
で、タイムアップ。

エントリーリストで速い人が数人いることは知っていたので、上出来じゃね。
つか、その中の一人は6日にもて北に練習に行ったときに隣のピットだった人で明日(特スポ)も来るんですかって聞いたら「4日から毎日来てるんですよー」と言われたときには負けたーと思いましたねー。
このレースウィークに限って言えばオレが一番練習してるはずと自負していたのに。
上には上がいるってことで。
つか、まさかそんな人がチャレンジに出てくるなんて。
いや、まー、いいんですけど。

予選結果を見ると....やっぱ、あんた一位じゃんか。
やっぱ、練習ですね。
ひょえー、トップから1.5秒以内に7台もいる。
つか、1.7秒以内に9台もいる....汗
この9台はほとんど差がねーな。
トップ数人が逃げてあとは混戦の気がする。
もてぎショートコース選手権では、初めてレースに参加される方や、レース経験の浅い方向けのクラスとして位置付けられている。「まずはレースの流れを知りたい」という方や、これまで「レースに参加してみたいけど不安がある」、「スポーツ走行は参加するけど、レースはちょっと・・・」とためらっていた方は、ぜひこのクラスから、もてぎショートコース選手権デビューを果たしてほしい。

最後の人のタイムを見るとホント初めてって感じがして...まるで昔のオレを見ているようで少しかわいそうな気が。
きっとこの謳い文句に釣られて参加したのかもしれないけれど、レースとはこういうもの(速い人(勝者)のためにあるもの)なのだよ。
これに懲りずにそこから這い上がってこい。

で、チャレンジクラス決勝開始30分前くらいに「周回数は5周なのか、10周なのか」疑惑が浮上しまして。
規則書には5周と記載されているけど、受理書と一緒に送られてきたタイスケには10周と記載されている。
オレの中では当然10周と思っていたんだけども(規則書はあくまで規則書で、変更点があれば今回のレースとしての公式通知が優先されると思っていた。普通そうじゃね?当日配布されたエントリーリストのタイスケにも10周と記載されていたし)周りの反応を見ると「え?5周でしょ」って人が大多数を占めてまして...。
みんなタイスケ見てんのか。

で、聞きにいったら5周と判明...泣。
まー、結果としてはこの超スプリントに救われる訳なんだけども。



グリッド整列。
堂々のフロントロー。
かっこいい...まるでロレンソみたいじゃないか。
関係ないけど、ツナギを着ててもなで肩。
そういや、緊張は全くなかったな...同じレースのスタートでも緊張するときとしないときがあるのはなぜなんだろうか。

正直XR100Mでクラッチスタートをしたことがなかったので、ウォーミングアップランの開始のときにちょろっと試してみたもののよく分からず...。
さぁ、あとは本番です。

で、シグナルスタートなんですけど(これも人生初めて)当然シグナルスタートといえばレッドシグナルが一つひとつ点灯していって全消灯になったらスタートと思ってたんですよ...。
F1みたいに。

●●●
●●●●
●●●
●●●●
●●●●](全消灯でスタート!)

....こんな感じを勝手に想像していたんですよ。

ところが、実際は....

●●●
●●●●](え?スタート...?)

一つで消えた!
スタートなの?
ここで出たらジャンプスタートになっちゃわねー。
いいの...?
.....的な思いが頭の中を駆け巡りまして...。

左2台(1位と2位)が動いたのが見えたので、「もう行くしかねー」と思ってクラッチミート!
動画を見ると周りに比べてそれほど遅れてないようだけど、ちゃんと知っていれば0.2秒は速くスタートできたはず。

そんな遅れながらも見事ホールショット。
(人生で2度目)



これは間違いなくRUN R&Dマフラーのおかげでしょう。
いや、べつに宣伝じゃないけど、事実だから。

そういや前回ホールショットをとったときは、そりゃもう舞い上がっちゃって。
1周終わったときには13〜15位くらいまで落ちちゃって....という苦い思い出がありまして..笑
つか、走りが遅いだけだけど。

今回は抜かれたらもう終わりだ...ということはバックストレートを走りながら直感で感じまして。
速い人たちは1周目から抜きにくるだろうし。

1周目の3コーナー手前で抜かれなかったので一安心。
(ノーマルマフラーだと、ここでめちゃくちゃ抜かれましたらから)

前回の教訓からインを閉めて走る。
つっても、そんなドキツく閉めて走ったら自分がめちゃくちゃ遅くなるので(普通のラインを外したら満足に走れるほどうまくない)このクラスに出てくる人たちなら、このくらいならインには入ってこないだろう的な絶妙なラインをとりまして。
(レース巧者)
めちゃくちゃ速い人たちはちょっとの隙間でもガンガン入ってきますからね。

それと当日のオレの走りを見た甲斐田さんから転倒の原因になっている可能性がある走り方について指摘というかアドバイスをいただいたので新しい走り方を試してみる。
今までと同じ走りをしても、また同じ転倒をしちゃいそうだし。
まー、新品タイヤだから大丈夫だろうけど、このままでは未来は無いし。

しかし、こんなときに新しい走りを試すなんて....なんて余裕があるんだ...オレ。
というのはジョーダンで。実際は余裕なんてこれっぽっちもなくて。
後ろを振り返る余裕はなかったけれど、数周したあとに2ヘア立ち上がりで後続の繋がりを見ると案の定ほとんど散らばっていないのでオレが蓋をしてそのあとにビッチシ連なってるのは間違いない。
いつインに突っ込まれても不思議じゃないので全てのコーナーで気が抜けず...生きた心地が全くしないくらい。
1,2コーナーだけは大丈夫だろうという謎の自信はあったけど。

新しい走りは全コーナーで試してみるけど、安心感というか安定感というかを感じる。
接地感というのかな。
まー、新品タイヤだけど。
XR100Mってこう乗るのか...ってのが少し分かった気がした。

で、ラストラップ。
ここまでトップを死守。
どうなる...オレ。
ここまで来たら抜かれたくない。

3,4コーナーを抜け5コーナーの進入...無事トップ死守...よしっ!
WS字を抜け2ヘア進入...無事トップ死守...よしっ!

正直2ヘア立ち上がっても「これで勝った」とは思えず。
最終コーナー立ち上がってフィニッシュラインを通過したときにはじめて「勝った...」と思えた。

やったぜー。
勝っちゃった。
最初はうれしさよりも安堵感かな...。
でも、バックストレートでめちゃくちゃうれしさがこみ上げてきた。
やったぜ...初表彰台...しかも優勝!
やったぜ....オレ。

リザルト。
トップから7位までが2秒以内でフィニッシュという超接戦。

終わってみれば最初に先頭に立てたのが大きかったかなー。
優勝はしたけども、もちろん実力で...なんて思ってなくて、運良く優勝出来たって感じ。
最初に先頭じゃなかったら....もしかしたら8位とか9位くらいだった可能性も十分あるし。
ホント紙一重。
誰が優勝してもおかしくないくらい。
まー、ただ優勝できる位置にいたってことは紛れも無い事実だけど。

やっぱ、RUN R&Dのおかげかなー。
それと甲斐田さんのアドバイス。
あとはオレのクレバーなライディング...かな...。
(レース巧者...フッ)



ありがとう、RUN R&D。
そして手塩にかけたマイマシン「XR100Motard-The Monster」
まだまだ実力はかけらも引き出せていないけど。
これからだぜー。

そしてずっと目標だった「どんなレースでもいいから表彰台に上がる」をついに達成。



しかも、てっぺん!
なんて気持ちがいいんだ。
五百部さんのブログにオレの優勝コメント。
全レースが終わって表彰式が始まるまではそわそわしちゃってしょうがなかったっす。

次の目標はSTクラスで表彰台。
もちろん、チャレンジクラスももう一度狙いますよ。
次は実力で...とは言わないけど、今回よりももう少し実力で獲りたい。

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