2011/08/17

2011 筑波ロードレース選手権シリーズ第3戦@2011/08/06...ヘルパ ー編

えー、日曜日に行われた筑波選手権にヘルパーとして参加してきましたのでレポートをお届けします。

全国ゆっくり協会!という今はまだ(恐らく、今後も...)無名かつ弱小チームへの参加となりましたが、全日本から世界まで戦った私の経験をこのようなロードレースの最底辺に属するチームに参加し経験を伝えること....これが育ててくれたロードレースに対する恩返し、また日本のロードレースの未来を作っていくことだと信じています。

で、朝一のゲート前にて予定より30分ほど早く着いたことを知らせるTELをすると「え?...sumiさんもう来ちゃったんですか...」的な感じが漂う寝起きの言葉で迎えられテンションだだ下がり。

朝一のレースだから...
何かあったらいけない...
余裕を持ってレースに臨めるように...

少しでも協力しようとする優しい気持ちが裏目に出たようです。
決して、久々の筑波ということで時間を読み間違えたとか、早朝で予想外に道が空いてたというわけではありません...。

全てはレースのために....本来レースに関わる全てのチームメンバーが持っていなければいけない共通の認識です。
こういった点を疎かにしているライダー主体のチームはいくら頑張ったところで地方選手権止まりでしょう。

レースをするということは、決して速く走ればいいというわけではありません。
レースを通して集まった人にその素晴らしさを伝えること、その縁を大切にすること、夢を実現させること。
一人の人間として成長の場でもあるのです。

で、ゲート前で待つこと15分。
リズラスズキのシャツを着て腕を包帯で吊った姿で駐車券を持って現れたときは...そりゃもう、ちょーウケました(笑)ちょー心配しました。

(少し前の)ペドロサかよっ!...っと、心の中で突っ込んだのはいうまでもありません。



ねっ、ちょーウケる....じゃなくて、ちょー心配でしょ。
これで走れるのか...。
相変わらず、ネタに尽きません。
このネタの豊富さ加減....間違いなくオレを超えている。

なんでも水曜日に最終コーナーで転倒したとかで。
全治3か月の怪我を負いましたが連夜の徹夜でマシンを修復。

マシンはパッと見た感じオンボロで(ホントにボロいのでセピア色)使い古されたレーシングマシンによくある...とにかく速けりゃいいんでしょ...的な見た目は気にしない感じとともに歴戦の傷が相まって、とても90年代のマシンとは思えないボロさというか...よくいえば走り込まれたレーシングマシンというか。

このマシンは以前から何か感じるものがあって、それが何かは分からなかったんだけども....今日はなぜかレーシングマシンとしての役割が終わりに近づいていることをマシン自身が気付いているかのような物淋しさを感じさせます。
薄暗いガレージの中だからなのか、応急処置をしただけの外見がそう感じさせるのか。
レーシングマシンもまたライダーと同じように孤独と戦っているのでしょう。
このレーシングマシンとライダーとの普段の関係は一体どういったものなんだろうか....想像をかき立てられます。

で、満足に腕も動かない状態で走るっつーもんですから...いっそ棄権でもしてくれたらオレの仕事も減るのに....じゃなくて、そりゃもう心配で。
痛み止めの注射も感覚がなくなるからと拒否。
ツナギを着ることはもちろん、マシンに跨がることさえ助けがなきゃできません。

レースは一人じゃできない。
よく言われる言葉です...確かにそうでしょう。
多くの人の協力、助けがあって初めてグリッドにマシンを並べることができます。
しかし、一旦コースを走り始めてしまえば誰の助けも借りることはできません。
頼りはライダー自身の力のみ....愛情を注いだマシンだけがその力を後押ししてくれます。
そしてその力の差がレースのリザルトとして現れるのです。
全てが実力の世界....そこには運や偶然、「たら、れば」といった言い訳の言葉はありません。
レースは結果が全ての世界なのです。

長い一日が始まります。

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