2011/11/07

【リポート】2011 もてぎショートコース選手権 第3戦@2011/09/04...4

■10:18〜 決勝..チャレンジ

さぁ、やってきました。
本日のメインイベント。
もてぎショートコース選手権チャレンジクラス決勝。

東日本エリアで「今最も熱いレース」といっても過言ではないでしょう。
もて北で50秒を切れないライダー達の意地とプライドを掛けたバトルが始まります。
ゴ、ゴクリ…。

絶対に勝つ。
優勝はオレしかいない。
タイムはともかく(できれば、50秒は切りたい)2勝してチャレンジクラスを卒業するっ!
(腐っても第1戦Winner)

メットを被りお気に入りのグローブを付け(クシタニのGPR6...これすげーいいですよ。最初からすげーしなやかで)...ウォーマーを外して、さぁコースインしようか....というところでポツポツと雨がっ!

このタイミングで降るな!
見上げても空の明るさは変わらない。
飛ばされてきた雨っぽい。
少しくらい降ってもいいけど、路面だけは濡らさないでくれ...頼む!

しばらくして願いも空しく雨脚が強まる。
ウェットへと変わる足下を見つめ肩を落とすオレ。
今でもあのときの映像が眼に焼き付いてる。

終わった...
この瞬間、オレの夏は終わった...

なぜこのタイミングで...
せめてあと15分、いや、10分でいいから待ってくれれば...
チャレンジさえドライで走れれば、あとはもうどうでもいいのに...
神はどれだけの試練をオレに与えれば気が済むというんだ...

もう、何もかもが終わった...。
終わったんだよっ...。

完全に走る気ゼロ。
こんな気持ちでコースを走るなんて...なんて空しいんだ。
もう止めようかと思ったけど、そうもいかないんでグリッドにマシンを並べる。
ここで土砂降りになり、スタートディレイ。
(どっちみち完全ウェットなんだから早くやっちまおうぜ...とか、思ってた)

一旦コースからマシンを退去、ピットで雨宿り。
10分くらいかな。
雨脚が弱まり再度グリッド整列。
ウォーミングアップランスタート。
クラッチスタートをちょろっと試してみるけど、リヤが滑って転倒するんじゃないかと思ってちょービビる!

WS字の切り返しで予選1位の人が転倒。
この人はとてもサーキット初心者じゃないだろうに...こんな人も転倒するなんて...と、思ってビビリ度が加速。
ちょー慎重に。

こんな気持ちでグリッドにマシンを並べるなんて...
フラッグマーシャルが退去。
レッド点灯。
ゴ、ゴクリ...。

消灯!
フロントローから転倒したら後続に轢かれんじゃないか...とか。
いろいろ考えてビビって慎重にスタート。
周りもビビってるのか...オレの反射神経が卓越して優れているのか分からないけど今回もホールショットで1コーナーに。
まー、間違いなくRUN R&Dセンター出しマフラーのおかげだけど。
やっぱ、すげーよなー。
この下から出てくる感じがちょうどいいんだろうなー。
(いや、ホント宣伝じゃないんだけど、素直にそう思う)

1コーナーに進入しつつ、
えぇー!?、ホールショットかよっ...
いいよ、どうせ抜かれるんだから先行ってくれよっ...
とか、思ってたら早速2コーナー出口で抜かれる。

コーナー出口でアクセルを開けるとリヤが滑る×3回くらいあって、ちょービビリモード。
2ヘアでインをさされたけどラインを変えられず...行き場を失って(いや、オレがアウトに行けばいいんだけど)ちょろっと接触。
ごめんねー邪魔しちゃって...とか、思いつつもビビってなのか(もしくは、ディオニュソスの血がそうさせたのか...は、分からないけども)ラインを変えられなくて接触したままコーナの半分くらいまで来たところで...相手が転倒しちゃったのかな...見る余裕も無いのでよくわからないけど。
相手が誰なのかも分からないけど、すみません。
まー、レーシングアクシデントということで。
お互い次頑張りましょう。

で、ビビってビビって...なんでオレ走ってるんだろう...とか、思いながら5周回って終了。
リザルト8位。
転倒しなかっただけマシか...くらいしか考えつかない。

くっそー!
雨さえ降らなければ...。

「走りで負けたんじゃない、雨に負けただけだ!」

.....って、レースが終わったあとも2週間くらいそう思ってたんですけど、やっぱ違うなってことに気付きまして。

まー、走りで負けたってこともそうなんだけど。
レースってのは、スタートするまでにいかに準備をしてきたか...ってことで勝負が決まるスポーツ。
準備ってのは、もちろん練習とか...あらゆることを含めて。
優勝した人は前日の特スポも雨なのに来てたって言ってたし、微妙な天気を見越してレインタイヤを用意して、しかもディレイになったあの短時間で交換してきたんだよなー。
レインを用意していたことはもちろん、あの短時間で交換した戦略(事前にシミュレーションしてたんだろう)、チーム力、勝ちに対する貪欲さ....雨が降った時点で諦めたオレは全ての面で負けてた。

百歩譲って経験値で負けたとしても、ディオニュソスの血の濃さで負けるとは...。
くっそー、悔しいけど完全にオレの負けだ。

レース(サーキット)で負けるということは単に勝負に負けたとか、そんな単純なことじゃなくて。
レースで負けたってのは人間として負けた...いや、もっと言うなら、男として負けた....って、ことだから。
そう、サーキットという場は「どちらが男として上なのか」を決める場所なのです。
リザルトこそ全て。

大の大人が本気で悔しがる。
だからこそ、なかなか辞められないのかな。

今だからこう思えるけど、当日は完全に腐ってて。
くっそー、なんで雨降るんだ!全てが台無しだよ!ってずっと思ってた。

次の走行に向けウォーマーを巻いたかどうかさえ覚えてないくらい放心状態。
たぶん巻いてねーだろうな。

つづく。

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