2012/05/05

銀座近視クリニックでレーシック

ある日、いつも通りにwebサーフィンをしてたら(確かダイレクト・ドットコム・レーシングの店長日記だったと思う)googleの広告で「モニター募集・レーシック無料割引」みたいなのが出てまして。

無料・割引モニター募集中!!

毎週抽選で1名が無料、2名が50%OFF、5名が25%OFFになるというもので、ダメ元で申込みしてたら....25%OFFに当選しちゃいまして...。
ホント軽い気持ちで申込みしただけだったので、うれしい反面「レーシックって本当に大丈夫なの?」と不安感がいっぱいで。

3,4年くらい前からかな...興味があって情報収集(ちょろっとwebを見るくらいだけど)してたときもあったけど、そのまま本気にはなれず。
今ある情報としては、知り合いで何人か受けた人がいて...5人くらいかな...全員が問題ないと言っていたし、いろいろなクリニックのサイトを見ても「受けて良かったです♪」的な体験談ばかりなので大丈夫だろう...くらい。

.....だったんだけど、調べて行くうちに「やらなきゃよかった」「なんでやっちゃったんだろう」と、激しく後悔している人もいて。
(角膜は再生しないので、二度と元に戻らないし、戻せない)
最悪、失明することは無いみたいだけども、ずっとぼやけたまま、片目だけしか視力が出ない、角膜が薄く再手術ができない、昼間は問題ないが夜間見えない、コントラストの低下、頭痛、気分が悪い...等々、といった人達も少なからずいる様子。

かなり少数派なんだろうけど見逃せない。
事前の適応検査で聞いたところ、良い結果が得られないのは3%とのこと。(銀座近視クリニック内でのデータ)
ただこの3%も致命的なものではなく、再手術に至るのは更に数%だとか。

100%期待した結果が得られるものではない。
期待した結果が得られても、必ずしも永続する訳ではない、老化による視力低下が早まる。
.....といった、デメリットを強調(少しだけだけど)してましたね。

受ける方としては100%を期待するだろうし、クリニックの体験談やアフィリエイトでお金目当ての宣伝サイトばかり見てたら勘違いする人もいるよな。
きっと、クレームもそれなりにあるんだろうな...どちらも悪いんだろうけど。

手術前に提出する承諾書には「再手術の頻度は、学会の報告で3〜10%といわれています」と記載されてる。
1割という数字をどうとるか....人それぞれだけど、決して少ない数字では無いでしょう。
再手術ができない、満足する結果が得られなかったけど再手術するほどではない...という数字を含めればもっと多いだろうし。

学会って何の学会かわからないけど、日本眼科学会では具体的な数字は見つけられず...関係するものを。

エキシマレーザー屈折矯正手術のガイドライン
(PDF)より
エキシマレーザー装置を用いた屈折矯正手術は眼科専門領域で取り扱うべき治療法であり、日本眼科学会認定の眼科専門医であると同時に、角膜の生理や疾患ならびに眼光学に精通していることが術者としての必須条件である。本装置の使用に際しては、日本眼科学会の指定する屈折矯正手術講習会、および製造業者が実施する設置時講習会の両者を受講することが必要である。
※専門医はこちらから検索

屈折矯正手術については,以下の術後合併症が 知られており,これらについても適切に対処する必要がある。
1 疼痛
2 角膜感染症
3 ハロー・グレア
4 不正乱視
5 ステロイド緑内障
6 上皮下混濁(主として PRK,LASEK)
7 Iatrogenic keratectasia
8 フラップ異常(LASIK)
9 Diffuse lamellar keratitis(LASIK)
10 ドライアイ


こんなにある...。
といっても、最初の内はどれもなんのこっちゃ...って感じですけど、レーシックとかコンタクトについて調べて行くうちに(それなりに)知識が付いてくる。

レーシック術後の角膜感染症多発事件について
レーシックも体にメスを入れる外科手術のひとつですから、合併症が全く起こらないということはありません。感染症も、数千件に一例の割合で生じるとされていますが、通常の場合、感染症が生じても適切な方法で対処すれば、きちんと治療することができます。

屈折矯正手術合併症の実態調査報告
屈折矯正手術に伴う角膜感染症の発生頻度は5,000例に1例程度とされ、

合併症についてはこちらも。
LASIK後の合併症
LASIK(Laser Assisted Intrastromal Keratectomy)後の深刻な合併症は稀である。有能で経験豊かな外科医と良い屈折矯正手術患者を仮定すると、深刻な合併症の危険性は1パーセント未満である。
LASIK手術後の深刻な問題は稀であるが、適切な処置をすばやく行うことによって、良好な視力と十分な満足を患者に提供できるのである。


レーシックの合併症

レーシックの合併症
ここでは、症例数の多いアメリカでのデータをもとにレーシックの合併症について説明します。
私の勤務する名古屋アイクリニックでは、いままでに軽症のものを1%程度経験しましたが、現在、下記のような重症例は1例も経験しておりません。
●軽症 1-2%…‥適切な処置により、回復が可能です。
●重症 0.2-0.3%・・・・・・処置をしても、術後に矯正視力(メガネやコンタクトレンズを装用した状態の視力)が低下する場合もあります。ただし、失明にいたった例は国内外で報告されていません。


アメリカの年間手術数は100〜200万件。
日本は2008年で45万件。
(どちらも最新のデータは不明)

レーシック相談室-海外の動向
昨年のアメリカの手術件数は2000年143万件、2001年134万件、2002年は117万件と飽和状態に達したのか若干低下しているものの、毎年コンスタントに100万件以上の手術が行われており、

レーシックJAPAN-レーシックで失敗しないために
アメリカでは、年間200万例以上の手術が行われているともいわれ、

料金9万5000円から50万円 「レーシック手術」事情 : J-CASTニュース
2000年には2万人ほどだったのが、ウッズ選手らの影響もあって、07年には25万人ほどに。08年は、さらに増えて約45万人が受けたとみられている。

とりあえず、リンク先も含めて、全て見ておくべきサイト。
レーシック相談室-Q&A
レーシックJAPAN
FDA(LASIK EYE SURGERY)和訳-レーシックJAPANより
世界で最も厳しいといわれるアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる)が、一般の人々に向けて提供する情報です。

ついでだから、もっとリスクを強調しておこう。
FDA情報=レーシックにはどんなリスクがあるのか?
ほとんどの患者は屈折矯正手術の結果に非常に満足しています。しかし、他のいずれの医学的処置でもそうであるように、そこにはリスクが含まれています。屈折矯正手術の限界と可能性のある合併症について理解することが重要なのはそのためです。

屈折矯正手術を受けるに先立って、まず自分自身の価値観に基づいて手術のリスクと利益を慎重に比較検討すべきであり、手術経験のある友人や手術を勧める医師の言葉に左右されないように努める必要があります。

・視力を失う患者もいます。 … 治療の結果、眼鏡やコンタクトレンズ、手術では矯正不可能な視力の低下が視力表で認められる患者もいます。

・眼の症状が悪化する患者もいます。 … 患者の中にはグレア、光輪視、およびまたは複視を生じ、夜間視力に重大な影響が生じる場合もあります。治療後、視力表では良いい視力が得られても、夜間や霧が出ている場合など、コントラストが低下した状況では治療前に比べて見にくくなる患者もいます。

・矯正が過少または過剰になる場合があります。 … 眼鏡やコンタクトなしで20/20〔1.0〕の視力が実現するのは一定の割合の患者にすぎません。追加の治療を要求しても、不可能な場合があります。手術後も眼鏡やコンタクトレンズが必要となることもあります。このことは、たとえ手術前に非常に弱い処方しか必要がなくても起こり得ます。手術前に読書用眼鏡を使用していた場合、手術後もそれが必要なことがあります。

・重度のドライアイ症候群を発症する患者もいます。 … 手術の結果、眼を潤し快適に保つのに十分な涙液が産生できなくなることがあります。ドライアイは不快感をもたらすだけでなく、一時的な眼のかすみや他の視覚症状により視力の質が低下する可能性もあります。この状態は永続的に続くこともあります。集中的な点眼療法と涙点プラグの使用などの処置が必要になる場合もあります。

・一般的に、いかなる種類であろうと非常に大きな屈折異常が認められる患者の結果は良好とは言えません。 … 自分がどのようなことを期待しているかについて医師と話し合い、手術後も眼鏡やコンタクトレンズが必要になる場合があることを認識しておくべきです。

・一部の遠視患者の場合、年齢とともに効果が薄れていくことがあります。 … 遠視の場合、手術後に体感した視力改善のレベルが年齢とともに低下することがあります。これは、顕性屈折(散瞳薬を投与していない水晶体での視力検査)が調節麻痺下屈折(散瞳薬を投与した水晶体での視力検査)と大きく異なる場合に起こる可能性があります。

・長期的なデータが存在しません。 … LASIKは比較的新しい技術です。最初のレーザーは、1998年にLASIK眼科手術用として承認されました。従って、LASIKの長期の安全性と有効性は不明です。


FDA情報=長期的なデータが存在しません
アメリカのFDA(米国食品医薬品局。日本の厚生労働省に該当する)は、レーシックは比較的新しい技術です。最初のレーザーは、1998年にレーシック眼科手術用として承認されました。従って、レーシックの長期の安全性と有効性は不明です。
Long-term data is not available. LASIK is a relatively new technology. The first laser was approved for LASIK eye surgery in 1998. Therefore, the long-term safety and effectiveness of LASIK surgery is not known.
としています。
※これは、「レーシックの長期経過はどうなるか全く判断がついていない」ということではありません。もしどうであるなら、レーシックはこれだけ広まりません。医師の間では、「レーシックの効果は長期的にも有効である」という見解が出されています。ですから、各国でも多くのレーシック手術が行われています。日本の眼科学会もレーシックのガイドラインを定めています。ただ、「最初にレーシックを受けた人でもまだ長期間経過していないので、そのことを証明できない」ということなのです。


これを見ると長期的なリスクは軽減された気になるけども....歴史上、常識が覆されたことはいっぱいありますから。
実は地球は丸かった...とか。(いつの時代だよ)

これだけのリスクがあるのに、なぜレーシックを...?
普段は眼鏡7:コンタクト3くらいの割合で使用しているんだけど、煩わしい、ケアが面倒、コスト(コンタクトのコストもそうだけど、この1年くらいで、りおなに4本も眼鏡を壊されてる...笑)、眼鏡で顔と接触する部分(鼻頭と耳の上)が痛いときがある(結構深刻)...というのが理由かな。

今後の生活を考えるとコンタクトの割合が増えそうだったんだけども、レーシックについて調べてるうちにコンタクトの怖さを知ったというのも大きな理由。

今度はコンタクトのリスクを。

コンタクトレンズ障害-日本眼科学会
CL眼障害者は平成13年3月までの1年間に68,045件でした。平成15年1~2月の2か月間に26,137件あり、全国では約10%の眼障害が起こっていることが推計されます(図2)。以上の調査は日眼医に属している医療機関での調査のため日眼医に属さない医療機関の報告は含まれていません。したがって、さらに多くの眼障害者が推計されます。

はっきり言ってコンタクトレンズを軽く見てました。
「高度管理医療機器(クラスIII)」に指定されてるって知ってました?
(クラスIVが最も危険度が高い)
高度管理医療機器って何じゃ?って感じですけど。

高度管理医療機器とは?-コンタクトレンズの秘密!
平成17年4月に改正薬事法が施行される以前は、コンタクトレンズは「医療“器具”」に分類されていましたが、これが「医療“機器”」に変更になりました。この「医療機器」は、リスクの高さに応じて、さらに3種類に分けられています。
まず、リスクが極めて低い「一般医療機器」。次に、リスクが比較的低い「管理医療機器」。そして最後が、リスクが高い「高度管理医療機器」です。
「高度管理医療機器」は、人の生命、及び、健康に重大な影響を与える恐れがある医療機器として指定されているものです。


2週間の使い捨てタイプを使ってたんだけど、ケチって(そもそも、いつから使い始めたのか覚えていない)2週間以上使うことはよくあったし、定期的な検査なんて行ったこともない...1,2回はあったかな。
ケアも自己流で、こんなもんだろう...的な感じだった。

オレは大丈夫...なんて思っていても、「ソフトレンズの場合は、障害が起こっていることに気付きにくく、異物感や痛みを感じたときにはすでに症状が悪化しているケースが多くみられます」と日本眼科学会が報告してますよ。
これを機に下のPDFを一読するくらいはしておいて損はない。
コンタクトレンズ診療ガイドライン

コンタクトレンズとレーシックのリスクを天秤にかけて...
レーシックのリスクと恩恵を天秤にかけ...

そうはいっても簡単じゃないよね。
確率は低いけど確実にリスクがある。

もし、ほとんどの視力を失ったら?
これからの人生は?
家族はどうなる?
もう二度とりおなの顔をはっきりと見ることができない?
これほどのリスクを負ってまでレーシックをする必要が本当にあるの?
今のままコンタクトレンズ、眼鏡じゃいけないの?

本当に可能性があるからね...。
ここまで来ると、なかなか決心がつかないよね。
正直なところ、勢いもかなりの割合を占めてるかも。

「レーシック受けるということは、あなたの一生を左右するほどの大きな出来事だ」レーシックJAPANより

リスクを知った上で手術をした場合と全く何も知らずに手術を受けた場合も手術の結果は変わらないでしょ...と、言われればそうなんだけど。
どのような結果になったとしても、その結果を受け入れることができるかどうかだと思うんですよね。
何も知らなかったら受け入れられないでしょう。
いや、知った上でも受け入れられないこともあるかもしれないけれど。

結局のところ、必要なのは自分を信じること。
自分のことを信じていれば結果も変わってくる(かもしれない)し、どんな結果も受け入れて前に進んで行くことができるんだから。

カッコいいな...オレ。

2 コメント:

DCR店長 さんのコメント...

で、その後の経過はいかがですか~

sumi さんのコメント...

明日でちょうど1週間なんですけど、今のところ大きな問題はないですねー。

一番気になるのは目から15cm以内がボケてることです。
元々が近視の場合は術後も近視に引っ張られて改善していくことがあるらしいので、しばらく様子見です。

あとは常に目をかばってるので、ちょっと疲れる感じですねー。

あと目薬を差すのがうまくなりました。