F1が開幕しましたね。実はテレビ中継を見るまで「タイヤ交換なし、2レース1エンジン」のレギュレーション変更を知らなかったのは内緒ですw
確か20周を過ぎた辺りから見始めたんですけど、最初は「おっ琢磨とシューマッハ遅れてんな、何かあったのかな?」くらいしか思ってなかったんだけど、ピットストップでタイヤ交換していないことに気付くと「ん?なんで?」って感じ。
まさかレギュレーション変更でタイヤ交換なしなんて・・・
そんなアホな、一体どんな理由で。
F1という世界最高峰のレースなだけにマシンもチームも人間も常に全開な戦いを見せて欲しいところ。
話変わってF1とは正反対のプリウスについて最近思ったこと。
ある昼下がり、ちょうどオレがフェラーリF2004・・いやっ違う自転車に乗って住宅街を疾走していた時のこと。
約100mのバックストレートを全開で抜け(きっと時速20km/hは出ていたはずだ!)ちょうど十字路にさしかかったところで事は起こった。
オレはフルブレーキングから車体をセンターよりに振り左折に備えラインをとる。完璧なレコードラインだ。
しかーし、ここで前方に車を発見。しかも右のウインカーを出している。ということはオレの左折と同じライン(道)にくるわけだ。
‖ ‖
‖ 車 ‖ (どちらもAに向かう状態)
==== ↓ ====
A ←
==== ↑ ====
‖ オ ‖
‖ レ ‖
まずい!ここで突っ込んだら間違いなくクラッシュする。
シリーズチャンピオンをかけたこの最終戦。こんなところでレースを終わらせるわけにはいかないっ。
と、冷静な判断でやむなく速度を落とし車を先に行かせる。
(そうだ、レースでは時として引く勇気も必要だ!)
左コーナーを抜け前を行く車のスリップストリームに入ろうとしたところで車が急にストップ。
こちらもフルブレーキングで急停止。「キキッー」(ローターが悲鳴を上げる)
前を見るとおじいちゃんがトコトコと車が出て来た道からAに向かって道を横断しているところだ。
身なりから察するに近隣の住民だろう。
すぐ後ろにいる車に気付くことも無くマイペースでトコトコ歩いている。
「もーう、おじいちゃーん」
耳遠いよ。
と思ったところで、オレ自身にも全くエンジン音が聞こえていないことに気付く。
「なにっー」
おじいちゃんのトコトコに合わせて車も動いているので停止しているわけではないし周りは住宅街、他の騒音にかき消されているわけでもない。
今まで道を走っているのは見かけたことはあったけど、これだけ真近でアイドリング状態を見たことも無かったのでその静けさに素直に驚き。
まさかこれほど静かとは知らなかった。
おじいちゃんが反対側に辿り着くまでの約10秒、ただ唖然とするオレ。
すごいぞ、プリウス。