さぁ、早速マシンチェックです。
タンクの右側が凹んでる。
マスターシリンダーガード...。
これに穴開いちゃったらフルードが漏れてアウトだもんなー。
もっとがっちりしたガードが必須パーツですね。
まずは曲がったハンドルを交換しようとしたら...
スロットルホルダーの回り止めのピンが取れかけてる!
画期的アイデアを思いつく。
新しいハンドルを仮装着。
全然直ってねー。
もしかして、ハンドルポストが曲がってんじゃねーの。
いや、違う....確かにハンドルは曲がってるけどトップブリッジが曲がってる。
曲がってるというか、この平面の出てなさ具合。
ハンドルポストを留める穴の平面具合が全然違う。
とりあえず、叩いてみる。
※熟練した技術と経験が必要です。素人は決して真似しないように。
少しマシになった...かな。
ダメだ...こんなんじゃ。
もっと本格的にやらないと。
レーサーなんだから。
定盤の上で叩きだすこと3時間。
いい感じになってきました。
決して花壇のレンガじゃありません。
定盤です。
しかし、こんな大切なパーツが2mm厚の鉄板1枚でいいんだろうか。
まー、安いからいいけど。(1500円くらい)
下にも影響が出てそうなんで、とりあえずバラしてみる。
.....バラせない...。
ナットを外したこの状態でシャフトがびくともしない....嫌な予感。
ドライバーで叩きだす。
長い方のカラーが潰れてここまでしか入らない。
短い方は奥まで入るのに。
新品のシャフトでも同じ状況。
駆け込み寺ダイレクト・ドットコム・レーシングへ。
マスターシリンダーガードの画期的なアイデアを思いついたので商品化の話を持ち掛けたんですが...あえなく却下。
デイトナとかポッシュあたりは飛びつくようなアイデアなんだけどなー。
ホイールカラーは入り口から2,3mmが潰れてたので修正してもらう。
トップブリッジもプレス機を借りて修正させてもらいかなりマシになった。
そうはいっても重要な部分なのでスペアのトップブリッジを貸していただく。
かなり高額の請求を覚悟したんですが、予想外に無料でした。
この日は雨予報が出ていたので早速ガレージ(青空)に戻りメンテ再開。
ステム回りもチェックしてると、またハンドルストッパーのネジが吹き飛んでる。
転倒した衝撃でボルトが折れちゃうんですねー。相当な力が加わってんだなー。
これで3回目か...4回目かな。
トップブリッジは修正したやつと借りてきたやつ(曲がりなし)を仮装着して比べてみると、修正したやつの方がしっくりくる感じ。
まるで借りてきたやつがオレのマシンに装着されるのを拒否しているかのように合わない。
きっとステムとかフォークとかも歪んでて、それらが微妙なバランスの上に成り立っているんでしょう。
次のレースはこれで行くことに。
とりあえず、見た感じは言われなきゃ気付かないレベルまで修正できた。
あとは走ってどうなるか。
雨がパラついてきたので早めに切り上げ。
やることはやった...あとはレースを迎えるだけだ。
.....この時点でマシンに重大な欠陥があることに気付かないままのオレ...。
さぁ、次はレース当日です。
どうなるんでしょうか。
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2 コメント:
>かなり高額の請求を覚悟したんですが、予想外に無料でした。
あ、請求忘れてました。パーツレンタルフィー@4000円×5日=20000円です。
消費税はサービスします。
あ、やっぱり...。
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